2018年2月19日 月曜日

「本当の社長の仕事」を知りたい(4)

Written by 太田 諭哉

タイ旅行

社長個人の想いと会社に求められる役割のズレをどう解消するか

どちらのケースにせよ、ズレを解消しなければ、社長の悩みは解消されません。自らの胸のうちと、会社のトップとしていま求められる役割とのズレを、冷静に見つめてみることが第一歩です。

そのズレをどうやって解消していくかは、あなたしだい。「いま求められている役割」をこなすことが、「自分とっていちばんやりがいのある仕事であるはずだ」と自らにいい聞かせて、やりきるのもアリです。やりきるだけの能力があることは、現在、会社が業績好調だということで証明されているのですから。あとは社長の心の整理だけです。

また、少々強引ですが、社長個人の成長軌道に会社の成長をあわせてしまうという手もありえます。Aさんの例で、Aさんが「現場の仕事をしていたい」のであれば、1店舗だけに企業規模を縮小してしまうわけです。

もし、Aさんが「事業アイデアを立案し続けたい」という志向だった場合には、企業売却も選択肢のひとつでしょう。いまのタイ料理店事業を売却し、そこで得た資金で別の事業アイデアをカタチにすることに挑戦していくわけです。

いずれにせよ、「社長と会社のズレ」をどうやって解消していくかの方法は、社長自身が自由に選べます。だれに命令されるでもなく。それが社長というポジションの特権なのですから。

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「本当の社長の仕事」を知りたい
 心血を注いで起業し、事業がなんとか軌道に乗って業績は好調。経営者は会社の成長にすべてを捧げてとにかく全力で走り続けます。しかし、自らの事業やサービスが社会に認められる充実感とともに、ふと「社長の仕事ってなんだろう?」という疑問が浮かぶ瞬間が。。。そんな体験をしたことのある経営者の方は多いのではないでしょうか。組織の頂点に立つ経営者は「どんな仕事をするか」を自分で決められるはずですが、会社の成長に伴って、仕事と同じぐらい株主や取引先、金融機関といったステークホルダーへの配慮が必要になる場面が増えてきます。やりたい仕事とやるべき仕事のバランスを自らの意思だけで調整することが難しくなるのです。「本当の社長の仕事」とは何なのか、会社の成長に合わせて考えてみたいと思います。
Writer
太田 諭哉
1975年、埼玉県生まれ。1998年に早稲田大学理工学部を卒業し、安田信託銀行株式会社(現・みずほ信託銀行株式会社)に入行。2001年に公認会計士2次試験に合格し、監査法人トーマツに入社。おもに株式公開支援、証券取引法監査、商法監査の経験を経て、2003年に有限会社スパイラル・エデュケーション(現・株式会社スパイラル・アンド・カンパニー)を設立し代表取締役社長に就任。
「未来を創造し続ける会計事務所」のリーダーとしてベンチャー企業・成長企業の支援を積極的に行っている。
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