プロに聞いて解った!! あの実例から学ぶ経営戦略としてのM&A ―経営をアップデートする M&A戦略とは何か?―
「会社の売却」という言葉は、企業が不採算事業を売却する事業譲渡など、ネガティブな局面で使用されるワードという印象を持つ経営者は多いかもしれない。しかし、現在のM&Aは目的を同じくする売り手と買い手がタッグを組み、事業の拡大を実現する経営戦略として選択されている。飲食店の経営者にとってM&Aは「新しい夢」を最短距離で実現するための選択なのだ。
Writer
太田 諭哉(おおた つぐや)
1975年、埼玉県生まれ。1998年に早稲田大学理工学部を卒業し、安田信託銀行株式会社(現・みずほ信託銀行株式会社)に入行。2001年に公認会計士2次試験に合格し、監査法人トーマツに入社。おもに株式公開支援、証券取引法監査、商法監査の経験を経て、2003年に有限会社スパイラル・エデュケーション(現・株式会社スパイラル・アンド・カンパニー)を設立し代表取締役社長に就任。
「未来を創造し続ける会計事務所」のリーダーとしてベンチャー企業・成長企業の支援を積極的に行っている。